今回はhspに関する本をご紹介します(*´ω`)
- hspに関してもっと知りたい
- hsp気質の自分に悩んでいて何か対処法はないかな?
こんな悩みを解決してくれる一冊でした。
【hsp】鈍感な世界に生きる敏感な人達の感想
1 hspの能力について
まず第一章ではhspの能力について7つ紹介しています。
一度に多くの情報を吸収できる
音やにおいなど微細な違いも察知できる
ゆっくり、深く多角的に考えられる
とても慎重で、危機管理能力が高い
共感力が高く、気配り上手
誠実で、責任感がある
想像力が豊かで内的生活が充実している
※鈍感な世界に生きる敏感な人達 目次より引用
今までの生活の中でこのような能力を発揮できたり、逆に足を引っ張られたそんな経験がある人も多いと思います。
そして第一章でそんな能力についての実例や体験を、作者がしたカウンセリングを元に紹介しており、対策や解説を行っています。
この点は個人的に読んでいて共感と信頼につながりました。
hspはあくまで気質なので個人差はあると思いますが、まずは第一章で少しでも自分の能力について知るだけでも生きやすさにつながるのではないかと思います。
2 hspが抱えやすい心の問題について
1自分自身に高度な要求をしてしまう
2罪悪感と羞恥心に苛さいなまれてしまう
3恐怖心を感じ、憂ゆう鬱うつにつながりやすい
4怒りをうまく放出できない
※鈍感な世界に生きる敏感な人達 第2章HSPが抱えやすい心の問題 より引用
この4つを問題として、それぞれに対する理由や対処法について解説をしています。
1自分がどうあるべきか、高い基準を設けている
2自分が及ばないことにまで罪悪感を抱く必要はない
3無理に楽観的にならなくていい
4共感力が高く繊細なため、怒りや諍いのダメージを受けすぎる
※鈍感な世界に生きる敏感な人達 第2章HSPが抱えやすい心の問題 より引用
問題に対して4~7つの理由と対処法が書かれているのですが、個人的に一番共感と心がホット落ち着いた解説この4つでした。
hsp気質を持つ人は、自分の気質について悩みや不安を抱えている人がとても多いと思います。
そんなhspの方にとって自分だけが悩んでいるのではないと気づけるだけで、かなり気持ちが楽になるのではないでしょうか?
こんな感じで一人で悩みを抱えている人がいれば、この章は特に心に響くと思います。私もこの章に関しては、いまだに何度も読み返すことが多いです。
3「 鈍感な人達」と上手く付き合う方法について
この章では11個の対処法が書かれています。
その中で私が個人的に、すでに実践して効果を実践していた対処法が2つあり
1周囲の人に自分がhspであるという事を伝える
2自分にできることは限られているという事実を受け入れる
※鈍感な世界に生きる敏感な人達 第3章「鈍感な人たち」とうまく付き合う方法 より引用
これがその2つになります。私自身も周囲の人に自分がhspであるという事を伝えることで、
- 実は知り合いが同じ悩みをもっている
- 夫があなたと同じ気質だと思う
といったような自分と同じような人がいる。という事を知ってかなり気持ちが楽になりました。
そして自分にできる事は限られているという事実を受け入れることで、
- 他人と長い時間一緒にいると疲れを感じてしまったり
- 他の人と同じように楽しめない
こんな自分を少しずつ許せるようになってきました。
この章を読んでまずは自分にできそうな事から初めてみるのが良いと思います。きっと何も変えられないと感じていた事も、少しづつ変化していくでしょう。
4 「敏感な自分」と上手く付き合う方法ついて
最後のこの章では敏感な自分と上手く付き合う8つの方法が紹介されています。その中の1つに
HSPの能力を楽しむ機会を作る
※鈍感な世界に生きる敏感な人達 第4章「敏感な自分」と上手く付き合う方法 より引用
という方法があり個人的には一番大切な事だと感じました。
- 自然を慈しむ
- 芸術鑑賞をする、または自分で芸術作品を創る
- 体にいいことをする
といった本で紹介されている機会がまさに私が心が安らいだり、生きがいを感じている時間だったからです。
もしかすると他の人から共感ができなかったり、退屈な事があなたにとっての楽しい機会なのかもしれません。
ですがそこに恥ずかしさや虚しさを感じてしまうのは、もったいない事だと思います。
この章ではこの他にもいろいろな角度から、繊細な自分の付き合い方について解説してくれています。自分の目についた部分から読み進めてみて、実践してみましょう。
まとめ
今回お話した部分は、特に個人的にみなさんに共有したかった部分です。
もし今回のお話しで興味が出てもっと詳しく本を読みたいと感じた方は、ぜひ一度本を手に取ってみてください。
みなさん今日もおつかれさんです(*´ω`)
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